私たちは、限られた資源を有効かつ効率的に使用する取り組みを行っています。
近年の省資源活動事例を紹介します。
省資源活動
水資源の削減
生産工程内では、多量の純水や上水を使用しています。
この工程から排出する水を自社内で回収、処理し再利用をしています。
2017年と2020年の2回に渡り再利用装置を導入し水使用量の削減を行いました。
- 処理装置
- 効果
エネルギーの削減
生産工程内は、クリーン環境を維持、管理する必要があるため冷熱源、加熱源、加湿源が必須となります。
複数台の高効果チラーユニット空調機を連結して、1台ごとにインバータ制御をし負荷に応じて細やかな台数制御を行うことで、必要最低限の出力で稼働させています。
- 高効率チラーユニット
- 効果
- エネルギー使用量が約20%減少し、450[MwH/年]の省エネ効果を出す事が
出来ました。
その他
その他にも様々な取り組みを行っており、電力量換算で約95[MwH/年]の削減見込みです。
用役設備類
(高効率設備への更新)
- 実施前
- 実施後
蒸気、給水配管への
保温材取り付け
- 実施前
- 実施後
廃棄物削減活動
私たちは、事業活動によって発生する廃棄物をできる限りゼロにする取り組みを行っています。
廃棄物は大別して3点になります。
- 廃棄物(最終処分場に埋める等、他に活用しないもの)
- 有価物(金属屑等で売却し再利用されるもの)
- リサイクル物(製品原材料として加工再利用や売却処分しそのエネルギーを再利用するもの)
私たちは有価物化、リサイクル化を進めており2017年以降廃棄物の割合は全体の0.1%で、99.9%は資源として再利用しております。
リサイクル化、有価物化を維持するには、分別が非常に大切になります。
各部署で種類ごとに細かく分類したものを1カ所に集約し効率よく廃棄できるようにしています。